最新のApple端末向けOS内に、1980年代のMac OSで絶大な人気を博した伝説のマスコット「dogcow(ドッグカウ)」がイースターエッグとして隠されており、世界中の往年のファンを熱狂させています。かつて画面の片隅で親しまれた白黒ドット絵のキャラクターが、最新テクノロジーが息づく現代のシステム設定画面にひっそりと息を吹き返しました。
これほどまでに話題を集める理由は、dogcowが黎明期のAppleが持っていた自由な開発文化や遊び心を象徴する存在だからです。初代Macintoshのアイコンを手がけたデザイナーのスーザン・ケアが生み出したこの架空の動物は、洗練された現代のUIデザインの中にあっても決して失われないAppleのユーモアの原点として、今なお愛され続けています。

具体的には、最新OS(iOS 27等)の設定アプリ内にある「Liquid Glass」画面で透明度スライダーを引き上げ続けると、検索窓に特徴的な鳴き声「Moof!」が浮かび上がります。同時に、Apple Parkの池のほとりにたたずむ「クララス(Clarus the Dogcow)」のフィギュア写真が現れるという、凝った隠し要素が実機で確認されています。

このように、dogcowの復活は進化を続けるAppleが自らのルーツと古参ファンへの敬意を形にした粋な仕掛けといえます。最新OSへアップデートした際は、ぜひ手元の端末でこの歴史的な隠れキャラを探し出し、創業期から受け継がれるAppleならではの遊び心を体験してみてください。
ネット上の声5選
- 往年のMacファンとしては、令和の最新OSでクララスの姿を再び見られるだけで胸が熱くなる。
- スライダーを操作して「Moof!」の鳴き声が出てきた瞬間、昔のMacを使っていた頃の記憶が一気に蘇った。
- こうした実用性に一切関係のないイースターエッグを大真面目に仕込んでくるのが、いかにもAppleらしくて最高。
- 白黒のドット絵ではなく、Apple Parkに置かれたフィギュアの写真として登場している点が芸が細かくて面白い。
- 昔の印刷設定ダイアログで用紙の向きを教えてくれていた懐かしい相棒に、手元のiPhoneで再会できて嬉しい。
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
dogcow の豆知識5選
- 1983年に著名デザイナーのスーザン・ケアが、初代Macintosh向けの「Cairo」フォント内の絵文字として制作したのが始まりです。犬と牛の中間のような独特でコミカルなビジュアルから、開発者やユーザーの間で自然と「Dogcow(犬牛)」と呼ばれるようになりました。
- Dogcowの鳴き声とされる「Moof!(ムーフ)」は、牛の鳴き声「Moo」と犬の吠え声「Woof」を掛け合わせた造語です。Appleはこのユニークな鳴き声を非常に大切にしており、かつて公式に商標登録を行うほど、社内文化を象徴する重要なアイコンとして重宝されていました。
- 「Clarus(クララス)」という公式名は、テクニカルライターのスコット・ジマーマンが開発者向け通信で命名しました。当時アップルの子会社であったソフトウェア企業「クラリス(Claris)」社への親しみやパロディを込めた言葉遊びが由来であると語り継がれています。
- Classic Mac OSの「ページ設定」ダイアログにおいて、用紙の向きや縮小・反転効果を直感的に示すインジケーターとして長年活躍しました。印刷設定の変更に合わせて向きを変えたり逆さまになったりする愛嬌ある姿は、当時のMacユーザーの記憶に深く刻まれています。
- カリフォルニア州の旧本社にあった「アイコン・ガーデン」には、Dogcowの巨大な立体オブジェが展示され名物となっていました。OSの近代化に伴い一度は姿を消したものの、最新OSの隠し要素として度々登場するなど、今なおアップルの遊び心の象徴として愛されています。


