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“スポーク”ではなく“スプーンとフォーク”のままで──フェデリギ氏が断固否定する“iPadにmacOS搭載”の悪夢

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Gigazineさんの記事「iPadにmacOSを搭載すべきでない理由をAppleのクレイグ・フェデリギ氏がインタビューで語る」がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!


WWDC2025で発表されたiPadOS 26は、ウィンドウ管理やメニューバーなどMac的な機能を多数導入しましたが、Appleソフトウェア開発責任者クレイグ・フェデリギ氏は、「それでもiPadにmacOSを載せるべきではない」と明言しています。彼は「スプーンはスプーン、フォークはフォーク」であり、両方を合わせた“スポーク”のような中途半端なものは優れたものではないと指摘しました。

また、iPadとMacの強みを尊重しつつ、互いにインスピレーションを受け合う形が望ましいとも語っています。iPadはタッチ操作に最適化された設計であり、macOSを載せればその体験が損なわれるとのこと。さらに、iPadOS 26ではタッチ指向のシンプル操作性と、高度なウィンドウ操作を両立させる進化が目指されており、これはiPadをMac化するのではなく、あくまで“iPadらしさ”を保つための工夫だとも言えます 。

要するに、iPadにmacOSを搭載することは製品としてのアイデンティティを曖昧にし、本来の価値を失う“悪いアイデア”だというのがフェデリギ氏の主張です。


クレイグ・フェデリギ氏とは?

クレイグ・フェデリギ(1969年5月27日生)は、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニア・バイスプレジデント。NeXTやAribaを経て、2009年にMacのソフトウェア部門責任者としてAppleに復帰し、2012年にはiOSも管轄する現職へ。以降、macOSやiOS、iPadOSといった主要OSの開発を統括しています。

彼はステージ上での機知に富んだプレゼンで知られ、「Hair Force One」「Superman」などの愛称も持ち、WWDCやスペシャルイベントでの登壇も多く、Appleのソフトウェア顔として高く評価されています

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