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2027年版 iPad Proに“液冷”噂浮上──薄型タブレットでも「熱を恐れない」に挑む

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米 Apple が2027年春に投入をうわさされる iPad Pro に、いま注目の「液冷」方式=蒸気室(バップル・チャンバー)冷却システムを搭載する可能性が浮上しています。これは、昨年の iPhone 17 Pro/Pro Max でも導入された同技術で、ファンを用いずに内部の水蒸気を活用して熱を効率的に逃がす方式です。

報道によると、Apple は「18か月サイクル」で iPad Pro のモデル更新を行っており、次期モデル(M6 チップ搭載)が春 2027 発売と見られています。M6 は 2nm プロセスで製造され、性能も電力効率も高められているため、より大きな熱源となるためこの冷却アップデートが鍵になるとのこと。

液冷化の狙いは、重い負荷作業でも性能が落ちにくくする「サーマルスロットリング」の抑制。動画編集、高負荷アプリ、多重タスクをタブレットでこなすユーザーが増える中、薄型デザインと静音性を維持しつつ高性能を担保する仕様変更と言えます。また、この技術は上位機種としての差別化を図るため、iPad Air とのライン分けにも有効とみられています。

ただし、これはあくまで「噂段階」であり、仕様確定ではありません。公式発表を心待ちにしつつ、2027年モデルの登場がタブレット市場にどう影響を及ぼすか、今から注目です。


ネット上の声5選

  1. 「ようやく iPad Pro に液冷来るか!待ってた!」(Reddit コメント)
  2. 「2nm M6 チップ搭載で熱対策は必須。期待大」
  3. 「薄型デザイン維持しつつ冷却強化なら革命的だね」
  4. 「ただしお値段も上がりそうで怖い…」
  5. 「他社タブレットには既にある技術だから、Apple が本気でやらないと勝てない」

液冷システムの豆知識5選

  1. 蒸気室(バップル・チャンバー)冷却は、内部に極少量の液体(例:水の蒸気)が入った密閉プレートを用し、チップが発する熱で液体が蒸発、蒸気が拡散・冷却領域で再凝縮という循環で熱を逃がす方式です。 
  2. ファンを搭載せずに冷却できるため、薄型軽量なデバイス設計と静音化が可能です。
  3. 熱が集中しやすい高性能チップ(例えば PC 向けハイエンド SoC)での性能低下(サーマルスロットリング)を防ぐために採用されるケースが増えています。
  4. しかし構造が複雑で、設計・製造のコストが高く、改良や信頼性維持には手間がかかります。
  5. 「液冷=水冷」ではありません。蒸気室の場合、液体は蒸気化・凝縮して戻る循環であり、ユーザーが液体補充する必要はありません。
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