Meta(旧Facebook)が、ついにiPad向けに最適化されたInstagramアプリを全世界でリリースしました。iPadOS 15.1以降を搭載した端末でインストール可能な今回のアプリは、15年に及ぶユーザーの熱望に応えた“ついに登場”といえるアップデートです。
アプリ起動時には真っ先にReels(短尺動画)が表示され、タブ形式で「Stories」も上部に配置され、ストーリーのチェックがスムーズに。DMやメッセージもひと目で済む横並びのUI設計となり、通知との行き来の手間も軽減されました。
さらに、新たに導入された「Followingタブ」では、「All(すべて)」「Friends(相互フォロー)」「Latest(時系列)」の3種類によって、自分の見たいコンテンツを自由にカスタマイズできます。また、Reelsを再生しながらコメントを拡大表示できるなど、タブレットならではの没入体験を追求した仕様が光ります。
このような大画面向けのネイティブアプリ化は、短尺動画の人気上昇とTikTok対策の一環とも捉えられており、Metaの戦略的な動きとも言えそうです。Androidタブレット向け同様の展開も示唆されており、今後SNS視聴のスタイルそのものが変化しそうです。
Instagramの歴史
- 創業と立ち上げ(2010年)
Instagramの前身は、Kevin SystromとMike Kriegerが開発した位置情報&写真共有アプリ「Burbn」。その後「Instagram(インスタント+テレグラム)」として生まれ変わり、2010年10月にiOS向けに正式リリースされました。わずか2ヶ月で登録ユーザーが100万人に。 - Facebookによる買収(2012年)
発展を続ける中、2012年4月にFacebook(現Meta)が約10億ドルでInstagramを買収。モバイル起点のSNSとして急速に拡大しました。 - 機能の拡張と成長
- 2012年:Android版リリース、デスクトップ版開始
- 2013年:動画機能、タグ付け、Directメッセージ登場
- 2016年:アルゴリズムによるフィード、Stories導入
- 2018年:IGTV(長尺動画)リリース
- 近年:Reels(短尺動画)、ショッピング機能、データポータビリティ、Close Friendsなど多数追加
- ユーザー規模
リリースからわずか1年で1億人、2018年には10億人、さらに現在では20億人を超えるアクティブユーザーがいるとも推定される巨大SNSへと進化。



