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是枝裕和監督、iPhone 16 Proで挑む新たな映像表現—短編映画『ラストシーン』公開

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2025年5月9日、Appleは是枝裕和監督による短編映画『ラストシーン』を公式YouTubeチャンネルで公開しました。本作は、Appleの「Shot on iPhone」キャンペーンの一環として制作され、全編をiPhone 16 Proで撮影。主演は仲野太賀と福地桃子で、主題歌にはVaundyの書き下ろし楽曲「まじで、サヨナラべぃべぃ」が使用されています。

物語は、脚本家の倉田(仲野太賀)が、50年後から来たという由比(福地桃子)と出会い、未来のテレビドラマの存続をかけて「ラストシーン」の改訂に取り組むという、タイムトラベルを題材にしたラブストーリーです。舞台は鎌倉で、日常の中にあるつかの間の瞬間や、当たり前だと思っている大切なものを描いています。是枝監督は、「自然でありのままの映画にしたいと思い、iPhoneのカメラ機能のおかげでストーリーに深みが出て、普通のものが特別になりました」と語っています。

撮影には、iPhone 16 Proのシネマティックモード、アクションモード、5倍光学ズーム、4K 120fpsのスローモーションなどの機能が活用され、日常の風景や俳優の微妙な表情の変化を捉えています。また、是枝監督がMac Studioを使って編集する様子もメイキング映像で公開されています。

本作の主題歌「まじで、サヨナラべぃべぃ」は、Apple Musicで空間オーディオにて独占配信中です。さらに、Apple Musicのラジオ番組「Tokyo Highway Radio」では、DJみのが是枝監督とVaundyをゲストに迎え、本作について語るエピソードを配信しています。

是枝裕和監督について

是枝裕和(これえだ ひろかず)監督は、日本を代表する映画監督・脚本家・編集者であり、ドキュメンタリー出身の映像作家です。1995年の『幻の光』で長編映画デビューを果たし、2004年の『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭にて柳楽優弥が最優秀男優賞を受賞。2013年の『そして父になる』では審査員賞を受賞し、2018年の『万引き家族』では最高賞であるパルム・ドールを受賞するなど、世界的に高い評価を受けています。彼の作品は、家族や社会の問題を繊細に描き出すことで知られています。

今回の『ラストシーン』は、是枝監督にとって初のタイムトラベルを題材にしたラブストーリーであり、iPhone 16 Proを用いた新たな映像表現への挑戦となっています。彼のこれまでの作品とは一線を画す内容でありながらも、日常の中にある大切なものを見つめ直すというテーマは一貫しており、多くの観客に新たな感動を提供しています。

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