グーグルは、これまで「Pixel 10」シリーズ限定で提供していたAppleのAirDropとの互換機能を、2026年中により多くのAndroidスマートフォンへ拡大する計画を明らかにした。本機能はAndroidの「Quick Share」を通じて、近距離で写真や動画、ファイルをiPhoneやiPad、Macと直接やり取りできるもので、従来のサードパーティアプリやクラウド依存の方法に比べて手間が少ない点が評価されている。
この動きは、AndroidとiOSという異なるモバイルエコシステム間の大きな断絶を埋める一歩として注目される。グーグルのAndroidエンジニアリング担当副社長Eric Kay氏は、具体的な対応機種名こそ明かしていないものの、パートナー企業とも協力しながら多くの端末へ展開する意向を示している。これにより、ユーザーは機種を問わず容易にファイル共有できるようになり、iPhoneからAndroidへの乗り換え障壁も低くなる可能性がある。
ただし、対応開始の時期や対象機種の詳細はまだ明らかにされていないため、今後の公式発表が待たれる。Apple側のAirDrop設定が必要になる場合や、古いAndroidモデルへの対応の可否も注目点だ。グーグルはこの機能を単なるPixel独自のものからAndroid全体へと広げ、ユーザーの利便性向上を図る方針だ。
ネット上の声5選
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
- Androidユーザーが長年望んでいたAirDrop互換がついに広がるとの声。
- iPhoneとAndroid間のファイル共有の不便さが解消される期待感。
- グーグルの対応が遅すぎるとの批判、もっと早く実装すべきとの意見。
- 対応機種や時期が不明瞭な点に不安を感じるユーザー。
- Androidエコシステム全体の利便性向上につながるとの評価。
AirDropの豆知識 5選
- AirDropとは何か
AirDropはAppleが提供する近距離ファイル共有機能で、Wi-FiとBluetoothを組み合わせて写真や書類、リンクを迅速に送受信できる仕組み。これによりケーブル不要でデータ交換が可能になる。 - セキュリティとプライバシー
AirDropは暗号化された通信を使い、送信先を指定できるため、近くにいる他人に誤ってデータを送るリスクを低減。iPhoneでは「連絡先のみ」や「すべての人」など受信設定を選べる。 - 互換性の歴史
AirDropは長年Appleデバイス間の独自技術だったが、グーグルはAndroidのQuick Shareを介して部分的な互換性を導入。2025年11月にPixel 10シリーズで初めてAirDrop互換を実装した。 - Quick Shareとの関係
Quick ShareはAndroidの標準共有機能で、BluetoothやWi-Fi Directを使ってAndroid同士でファイルを共有する仕組み。近年これがAirDropと連携可能となっている。 - 利用時の注意点
AirDrop互換機能を利用する際、受信側デバイスの設定によっては見つからないことがあるため、適切な受信モードへの切替が必要。古いOSや非対応モデルでは使えない場合がある。


