アップル“薄型革命”モデルを手がけた若手デザイナー、AI新興企業へ転身

Abidur Chowdhury氏は、iPhone Airの設計を担当したインダストリアルデザイナーとして、米Apple Inc.から離れ、AI（人工知能）を手がける新興企業へ転職したことが明らかになりました。

The Apple Designer Who Introduced the iPhone Air Leaves the Company

The Apple Inc. designer who helped develop the iPhone Air — and even starred in its introduction video — has left, marki...

www.bloomberg.com

Bloombergや複数メディアによれば、同氏は「社内で将来が注目されていた若手デザイナー」であり、その退社はアップルのデザインチームにとってまた一つの“離脱”として注目を浴びています。

同時に、iPhone Air自体は「最薄モデル」「チタンフレーム採用」「eSIM専用設計」など意欲的な仕様を備えたモデルでしたが、販売面では期待ほど伸び悩んだとの報もあります。

ネットのコメントでは、
「アップルが本気で“軽さ”勝負に出たね」
「若手デザイナーが抜けるのって、やっぱり何か裏があるのかも」
「iPhone Air、デザインは凄いけどカメラ枚数少なすぎでは？」
「中身はPro並みなのに価格もかなり高い気が…」
「ＡＩスタートアップに行くなんて、今後はハードからソフト・ＡＩに流れるのかな」
といった声が寄せられています。

今回の転身は、ハード設計からＡＩという領域への人材移動が進んでいることを象徴しており、アップルはデザイン部門の“抜け”をまた一つ経験することになりました。今後、iPhone Airの次世代モデルや、当該デザイナーが関わるＡＩ製品の動向にも注目が集まりそうです。

iPhone Airの豆知識5選

1. 最薄・最軽量クラス：厚みわずか5.6mm、重量165gという極薄設計が実現されています。
2. チタンフレーム採用：フレーム素材にGrade 5チタンを採用し、剛性と軽量化を両立。
3. eSIM専用設計：物理SIMトレイを廃止し、eSIM専用にすることで内部スペースを最適化。
4. 最新チップ＆ワイヤレス技術：プロ向けチップ「A19 Pro」を搭載し、Wi-Fi 7／Bluetooth 6／Thread対応の「N1」通信チップも内蔵。
5. “１枚カメラ”構成の挑戦：背面カメラは48MP「Fusion」システムを搭載していますが、超広角や望遠レンズを省く代わりに薄型化を優先しています。