任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」に続き、Appleの「iPhone 17」シリーズも、正式発表を待たずしてケースが先行登場する展開に。『またかよ』とSNSでツッコミ続出のなか、ユーザーたちはやきもきしつつ話題を楽しんでいます。
Nintendo Switch 2については、公式発表前から「対応」と謳われたケースや周辺アクセサリーがAmazonなどで大量に販売されており、SNS上では「公式より先に情報出す業者しぶとすぎ」「またリークかよ」といった声が噴出する騒ぎに。
続いて「iPhone 17」でも同様の状況が発生。米メディアやSNSでは、サードパーティのケースメーカー(Spigen、Dbrand、Pitakaなど)が、まるで完成品のように非常に正確な設計図に基づく製品を公開していると報じられています。

中でもDbrandは大胆不敵。公式サイトに「Sorry, Tim(アップルCEOティム・クックへ“すまん”)」と茶目っ気たっぷりの謝罪文を載せつつ、iPhone 17シリーズ用ケースを発売。Macworldでも「iPhone 17のリアデザインが最もはっきり分かるレンダリング」として取り上げられ、注目を集めています。
さらに、Dbrandは「Tank Case」なる頑丈なプロテクターも事前に発表し、まるで“デザイン確定”であるかのように振る舞っており、その自信には思わず鼻をあかれてしまうほどです。
いずれにせよ、この“ケース先行販売”のムーブメントは、ファンにとってはワクワクのネタであり、企業にとっては“意図的リーク戦略”のようにも映ります。正式なデザイン発表後、どれほど一致しているかも含めて注目ですね。
カナダのアクセサリーメーカー Dbrand
ここで登場する Dbrand(ディーブランド) は、カナダ・トロントに本拠を置く、ユニークなキャラクターで知られる電子アクセサリー企業。2011年創業で、創業者は Adam Ijaz 氏です。
主な商品は、スマートフォンやラップトップ、ゲーム機向けのビニールスキン、スマホケース、保護フィルム、ステッカー、そして「Killswitch」などのモジュラー型ケースなど多彩。直販モデルを採用し、ウェブ上でのコピーが強烈でユーモアある表現もブランドの特徴です。
しかし、その攻めた姿勢は論争も巻き起こします。例えば2024年には、PS5向けカスタムフェイスプレート「Darkplates」に関し、Sonyとのデザイン著作権トラブルが発生。2025年には、Switch 2向け「Project Killswitch」においてジョイコン接続問題があり、ユーザー対応に失敗したとして自社を“劇的にひどい反応だった”と称し謝罪する騒ぎにもなりました。
こうしたできごとも含めて、Dbrandは「型破りで愛されるブランド」という位置付け。今回の“iPhone 17ケース先行リーク”も、そのブランドらしさを象徴するエピソードとして興味深い展開です。




