ども NOBONです( ≧∀≦)ノ!!
Appleがカースト差別を明示的に禁止する企業になったとGigazineさんが伝えていたのでご紹介です。
カースト差別とは・・・
生まれによって職分・階級が定められるというヒンドゥー教の身分制度が「カースト制度」です。ヒンドゥー教が多数を占めるインドでは、このカースト制度を基にした差別である「カースト差別」が存在しています。このカースト差別は海を越えたアメリカ・シリコンバレーのインド系技術者にまで伝播しており、訴訟にまで発展していることが長らく問題視されてきました。
gigazine.net
Appleなどのテクノロジー大手は人種などのさまざまな差別を禁止していますが、カースト制度に基づく差別を明示的に禁止するには至っていなかったそうですが、新たにAppleは社内でのカースト差別を明確に禁止するためにポリシーを更新したそうです。
ロイター通信によるとAppleはカースト差別禁止ポリシーの存在を認めており、以下のようにコメントしているとのこと。
「カースト制度に基づく差別や嫌がらせを禁止するために、数年前に禁止ポリシーの文言を更新した」
また、インドで広く知られるカースト制度という概念も、米国では馴染みがないためAppleの従業員向けに新しいカースト差別禁止ポリシーをより良く理解できるようにするための教育をおこなっているとのこと。
なお、現在のところ、Amazon、Dell、Meta、Microsoft、Googleなどの大手テクノロジー企業は、Appleのようにポリシー上でカースト差別について具体的な言及は行っていないそうです。