こちらは旧ブログの記事(2021.03.15)を再掲載したものです。
ども NOBONです:)
1998年に発売されたカラフルなiMac G3を覚えていますか?
iMac G3を動かしていたCPUはPowerPC 750。懐かしいですねww
で、先日無事に火星に着陸したNASAの火星探査機「Perseverance(パーサヴィアランス)」のメインCPUにiMac G3と同じPowerPC 750が採用されているそうです。
そうですAppleがIntelに切り替える以前のものですww
どうしてそんな古い20年以上も前のPowerPC 750が採用されているのでしょう??
理由は「過酷な環境でも動作する信頼性」とのこと。
火星探査機の航路では、強烈な放射線が降り注ぎ、摂氏マイナス55度〜プラス125度という気温差の中でも、安定して動作することが求められるのだそうです。
そんな過酷な状況下でも安定して動くと認められたPowerPC 750ってスゴイ!!
ちなみにPowerPC 750は、シングルコアで最大動作周波数233MHz、搭載トランジスタ数は600万個です。
内緒ですけど、M1チップには160億個のトランジスタが搭載されています^^;