Apple Musicに突如として「隠しiPod」機能が登場し、音楽ファンの間で大きな話題を呼んでいます。これは2001年に発売された初代iPodの誕生25周年を記念した粋なサプライズです。
アップルがこの機能を実装した背景には、物理デバイスとしてのiPodが2022年のiPod touch販売終了をもって歴史に幕を下ろした事実があります。かつての革新的な音楽体験を現代のiPhone上で再現し、ユーザーに当時の懐かしさを提供するためです。
実際にApple Music内の404ページへ行くと、画面が初代iPodのインターフェースに切り替わります。懐かしのクリックホイールをスワイプし、当時のスティーブ・ジョブズが掲げた「ポケットに1000曲を」という感覚を、触覚フィードバック付きで忠実に体験可能です。
この隠し機能は、現代において音楽を「物理的に選ぶ」かつての喜びを再認識させてくれます。Apple Musicを通じて、iPodが築いた偉大な25年の歴史と進化をぜひ手元で体感してみてください。
ネット上の声5選
- クリックホイールの操作感がiPhoneのハプティックエンジンで完璧に再現されていて感動した。
- 学生時代にパソコンに繋いでプレイリストを必死に作っていた記憶が蘇り、思わず涙腺が緩んだ。
- 最新の空間オーディオ楽曲をあえてレトロなモノクロのiPod画面で聴くギャップがたまらない。
- 隠しコマンドのような仕様が、昔のアップルらしい遊び心に溢れていて長年のファンとして最高だ。
- 今の若い世代には新しいUIとして新鮮に映っているようで、音楽を巡る親子の会話のきっかけになった。
(※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
iPod の豆知識5選
- 初代iPodは2001年10月に発表されました。開発期間はわずか約1年未満という驚異的なスピードで進められ、トニー・ファデルを中心としたチームがハードウェア設計を主導し、Mac専用の画期的な音楽プレイヤーとして世に送り出されました。
- 特徴的なクリックホイールは、当初は物理的に回転する仕組みでした。スクロールの手間を省くためにフィル・シラーが提案したアイデアであり、メニューを素早く直感的に移動できるこの操作性は、iPodが世界的に大ヒットする最大の要因となりました。
- 初代のキャッチコピー「ポケットに1000曲を」はスティーブ・ジョブズのこだわりです。当時のMP3プレイヤーは数十曲しか入らないか、大きくて重いかのどちらかでしたが、5GBの超小型HDDを採用することでこの魔法のようなコンセプトを実現しました。
- iPodという名前は、宇宙船の小型ポッドに由来しています。フリーランスのコピーライターであるヴィニー・チエコが、白いプラスチックの本体と母艦であるMacとの関係性を「2001年宇宙の旅」に登場するスペースポッドに見立てて提案したものです。
- iPodは音楽産業全体を救ったデバイスとも言われます。2003年に開始されたiTunes Storeと組み合わせることで、違法ダウンロードが横行していた時代に「1曲99セントで合法的に購入する」という全く新しいビジネスモデルを定着させました。



