人気ゲーム『ポケモンGO』のプレイヤーデータが米軍ドローンのAI訓練に転用されているという噂に対し、Niantic Spatialが「事実ではない」と公式声明を出し、疑惑を完全否定しました。

『ポケモンGO』データ“軍事転用の噂”に「事実ではない」と公式声明 | Gadget Gate
『ポケモンGO』のプレイヤーデータが米軍ドローンのAI訓練に転用されたとの報道に対し、Niantic Spatialが反論した。同社は防衛企業Vantorとの提携は認めつつも、データの共有は否定している。なお、ゲーム自体はすでにScopel...

ポケモンGOプレーヤーがゲームのために現実世界をスキャンしたデータが軍用ドローンや軍事ロボット向け高精度ナビシステム開発に使われている
位置情報ゲームのポケモンGOを使って収集されたスキャンデータが、軍事利用される高精度なナビゲーションシステムの開発に利用されていることが報じられました。
噂の発端はオランダのメディア報道です。同社が防衛企業Vantorと提携したことで、GPS不要の測位技術開発にプレイヤーの撮影した約300億枚の画像データが軍事利用されると懸念されました。
懸念されたのはポケストップのスキャンデータですが、同社はVantorへのデータ共有を否定。またゲーム自体は2025年にScopelyへ売却済みの面もあり、現在のデータが流出する仕組みはありません。
結論として、今回の軍事転用は公式に否定されました。ゲームデータが兵器開発に悪用されているという誤解は解消され、同社は倫理原則に則ったデータ運用を続ける姿勢を強調しています。
ネット上の声5選
- ポケストップをスキャンしてアイテムを貰っていた行動が、まさかドローンの軍事技術に繋がるとは想像もしていなかったので驚いた。
- 公式が明確に否定してくれたので安心した。自分が遊んでいるゲームが戦争に利用されているかもしれないと考えるのは気味が悪い。
- GPSが届かない場所での視覚的測位システムという技術自体は素晴らしいが、利用規約を読まないユーザーが多い中で軍事転用の噂が出るのは怖い。
- 運営会社が売却されていたりスピンアウトしていたりして、データの所有権や流れが複雑になっていて一般ユーザーには分かりにくい。
- ゲームのデータがいつの間にかAIの学習データとして価値を持つ時代になったのだと、改めてデータの重要性を実感した。 (※引用ではなく、Web上で目立った論調・感想をまとめたものです)
ポケモンGO の豆知識5選
- 開発元のルーツはGoogle:Nianticの創業者ジョン・ハンケ氏は、Google Earthの基になった「Keyhole」の開発者であり、元々はGoogleの社内スタートアップとして始まりました。
- 最初のゲームは「Ingress」:ポケモンGOのベースとなったのは、同社が開発した位置情報ゲーム「Ingress」です。このゲームでプレイヤーが登録したポータルデータが、後のポケストップやジムの土台となりました。
- 最高レベル到達の逸話:初期のレベル上限である40に世界で初めて到達した海外プレイヤーは、ボット等を使用した検証目的だったため、記録達成後にNianticへ自らアカウントの削除を要請しました。
- 巨額の経済効果:地方自治体と連携したイベントでは、数日間の開催で数十億円規模の観光・経済効果をもたらすことが実証されており、ゲームの枠を超えた地域活性化の成功モデルとなっています。
- 5つのギネス記録:2016年の配信開始直後、最もダウンロードされたモバイルゲームや、最も早く1億ドルを売り上げたモバイルゲームなど、瞬く間に5つのギネス世界記録を同時に樹立しました。

