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静かにフェードアウトか――Mac Pro、“プロ向けデスクトップ”の時代は終わるのか

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最近、Apple(アップル)がハイエンドデスクトップ機 Mac Pro の開発を事実上断念しつつある、という報道が話題になっています。報じたのは、米メディアの記者によるもので、社内では「Mac Proはほぼ諦められた」との見方が強く、今後プロ向けデスクトップの主力は、より小型の Mac Studio に移行するという認識が広がっているとのことです。

つまり、現在開発中の高性能チップ「M5 Ultra」があるものの、それが搭載されるのはMac Studioのみとされ、Mac Proが2026年に大幅アップデートされる可能性は低い、との予測もあります。

ネットのコメントでは、
「長年プロ向けの“最後の砦”だったMac Proが消えるのは寂しい」
「Mac Studioで十分。あんな巨大筐体の必要性はもうない」
「Mシリーズで終わっても、拡張性にこだわる人はインテルMacを残すしか」
「結局、Appleは“プロ”には関心が薄くなったのか」
「M2 Ultraでも性能は十二分だったから、買っておいてよかった」

といった声が寄せられています。


Mac Proの豆知識5選

  1. PCIe拡張スロット対応
    2019年以降のタワー型Mac Proは8本以上のPCIeスロットを備え、プロ向けカード(GPU、音声処理、映像編集など)の追加が可能でした。
  2. Apple Silicon移行後も継続
    2023年には、Intel版から移行したApple Silicon搭載版として、M2 Ultraを搭載したMac Proが発売。ただし、その内部構造は刷新され、従来のような「PCIeによるGPU拡張」はサポートされなくなりました。
  3. 大容量RAM対応
    Intel世代のMac Proでは最大1.5TBものRAMを搭載でき、映像編集・3DCG・大規模データ処理など、重い作業にも耐えられる“ワークステーション”でした。
  4. AfterburnerカードでProRes高速処理
    映像編集用途に特化したハードウェアアクセラレーションカード「Afterburner」を装着することで、ProResコーデックのリアルタイム処理が可能。プロの動画制作現場で重宝されました。
  5. 生産終了やアップデート中断の歴史
    元々Intel版のMac Proは2013年に極端な筐体デザイン(円筒型)で登場しましたが、拡張性の低さから批判を受け、2019年に「チーズグレーター」型タワーへ刷新。Apple Silicon移行後もアップデートが続けられてきましたが、今回の“棚上げ”報道で再び製品ラインの先行きが危うくなっています。
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