Appleが、ISSEY MIYAKEとの初の本格コラボレーション製品として「iPhone Pocket」を発表しました。発売日は11月14日、短いストラップタイプ(8色展開・25,800円)と長いストラップタイプ(3色展開・39,800円)という2種類が用意されています。
このアクセサリーは「一枚の布」というISSEY MIYAKEのデザイン哲学を起点に、オリジナルの3Dニット構造を採用。メッシュのように編まれたリブがiPhoneを包み込みつつ、編み地の隙間からディスプレイや小物がわずかに見える仕組みです。
開発にはApple Design StudioとISSEY MIYAKEのMIYAKE DESIGN STUDIOが密接に協働し、iPhone本体のカラーやあらゆるモデルに調和するカラーパレットを設計。使用シーンとして「手で持つ」「かばんに結ぶ」「体に身につける」など多様な使い方が想定されています。

製品の発売は日本をはじめ、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、台北、ソウル、上海、香港、シンガポール等のApple Store直営店およびオンラインで行われます。国内では直営店「Apple銀座」のみ取扱いとなる見込みです。
ネットのコメントでは、
「高級すぎてカバンにしまえない」「まるでiPhoneの洋服みたい」「カラー展開が豊富で選ぶ楽しみがある」「価格25,800円からって…値段にも驚き」「長いストラップは3色だけなのが惜しい」といった声が寄せられています。
イッセイ ミヤケの豆知識 5選
- ブランド創設者は 三宅一生。1971年にニューヨークでコレクションを発表し、「一枚の布」というコンセプトを掲げた服作りを開始しました。
- 代表的な技術に「製品プリーツ(プリーツ加工)」があり、1988年頃から軽くてシワになりにくいプリーツ素材を展開しています。
- 多数のブランドラインを展開しており、例として「PLEATS PLEASE」「HOMME PLISSE」「BAO BAO」などがあります。
- バッグライン「BAO BAO ISSEY MIYAKE」は、三角形のピースを組み合わせて柔軟に形を変える構造を持ち、収納時にはぺたんとできるなど機能性も兼ね備えています。
- タグからアイテムの年代を読み解くことが可能で、例えば「PP01-」などの品番の頭文字はライン名、「0」が西暦の下1桁を、「1/2/3/4」が季節(春/夏/秋/冬)を示すなど、服のリシーズンやコレクション時期を推測できます。



