Appleが開発中と噂される折りたたみ式iPhoneは、既存モデルのiPhone Airを2台並べたような外観になるかもしれないと報じられています。ASCII.jpの記事によれば、Bloombergの記者 Mark Gurman がそのようなデザイン案をリークしており、2台のチタン製iPhone Airをヒンジでつなぐ形式が検討されている、とのことです。
この構想が事実ならば、超薄型なiPhone Airで培われた構造設計や素材技術を折りたたみ機構へ応用する試みと見ることができます。折りたたみ型スマートフォン市場での競争力を意識しつつ、Appleらしいミニマルな美意識が反映される可能性もあります。なお、こうした情報はあくまでリーク段階であり、最終デザインや仕様、発売時期などは未確定です。
『iPhone Air』について
iPhone Air は、2025年9月に発表された Apple の新しいモデルで、薄さと軽さを重視した設計が特徴です。
主な仕様・特徴を整理すると以下のとおりです：
- 厚さは約 5.6mm。これまでのiPhoneシリーズの中でも最薄クラス。
- 本体素材には チタン素材 を採用し、軽さと強度の両立を目指しているとの情報あり。
- チップセットは A19 Pro を搭載、ネットワーク系には Apple独自設計の C1X モデム・N1 チップ（Wi-Fi 7 等対応）を組み込んでいるという情報。
- ディスプレイは 6.5インチ OLED、ProMotion（可変リフレッシュレート）対応。
- カメラは背面に 48メガピクセル（ただし単レンズ）、前面には 18メガピクセルで Center Stage 対応のレンズを備えるとの記述。
- バッテリー持続時間については「all-day（終日）」をうたっており、外付けの MagSafe バッテリーパック利用時にはさらに長時間可能とされる案も。
- 現在の報道では、折りたたみ型iPhoneの片側パネルとして iPhone Air の設計を応用するという観測がなされており、将来の展開を占う上で重要な位置づけと見られています。
ただし、現段階では公開された公式仕様と噂情報が混在しており、実際の性能や制約（バッテリー容量、カメラ性能、耐久性など）がどうなるかは今後の発表を待つ必要があります。
