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iPhone Air、98kgの曲げ試験に“ねじれず”耐える

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Appleの最新スマートフォン「iPhone Air」が、驚異の耐久力を実証しました。耐久テストで知られるYouTuber「JerryRigEverything」が実施した“曲げ試験”では、約98kg(およそ215ポンド)もの力をかけられても構造に大きな破損を見せなかったと報告されています。画面には割れが生じたものの、背面ガラスは15分以上その状態を保ち、全体として“人の力では曲げられないレベル”との評価も出ています。

この結果は、“薄さ=弱さ”という懸念を払拭するものとして話題を呼んでいます。iPhone Airは厚さ5.6mmという、歴代iPhoneで最もスリムな筐体を採用しており、チタンフレームと第2世代Ceramic Shield素材がその強度を支えている点も強調されています。

ただし、試験の条件には限界があるため、日常使用や落下などに対する耐性はまた別の観点で評価が必要です。とはいえ、この“曲げに強い薄型モデル”という事実は、iPhone Airの設計と素材選定の自信を象徴するデータと言えるでしょう。


iPhone Airとは?

iPhone Airは、2025年9月に発表されたAppleの新型iPhoneで、“最薄・超軽量”を追求したモデルです。主な特徴を以下にまとめます:

  • 厚さ・重量:5.6 mm/約165g 
  • デザインと素材:チタンフレームを採用し、強度と軽さを両立。前面・背面には第2世代Ceramic Shieldを導入し、キズや割れへの抵抗性を強化。
  • ディスプレイ:6.5インチ OLED、ProMotion対応でリフレッシュレート最大120Hz
  • プロセッサ等:内部にはA19 Proチップ、モデムにはApple設計のC1X を搭載
  • カメラ:背面には1眼の48MP「Fusion カメラ」システム。超広角や望遠レンズは搭載せず、シンプル構成。
  • 接続技術:eSIM専用構成、Wi-Fi 7/Bluetooth 6/Threadといった最新無線技術をサポート
  • 用途向け:デザイン重視で薄型化を追求したモデルとして、外観や携行性を重視するユーザーに向けられています。
  • トレードオフ:薄さゆえに、カメラ構成や冷却機構、省スペース設計などで妥協点もあるとの報道。

曲げ試験で98kgにも耐えたという評価は、iPhone Airが薄型でありながらも“壊れにくさ”を追求した設計の成果を実証するものです。一方で、“曲げに強い”という一点だけで全てを評価するのは早計であり、落下耐性・日常使用での保護性能・修理性なども総合的に見る必要があります。しかし、このニュースは「薄くても強いスマホ」が現実になりつつあるという期待感を強く印象づけるもの。発表された仕様と併せて考えると、iPhone Airは“デザインと技術の融合を極めたチャレンジモデル”と呼べる一台でしょう。

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