Appleの次期イベント(9月9日開催か)にて、AirPodsにリアルタイム翻訳機能が搭載される可能性が高まっています。最新の「iOS 26」開発者ベータ6には、AirPodsに「Hello」とさまざまな言語の文字が浮かぶ画像や、二本のステムを同時に押すジェスチャーが登場。これが訳文を表示する「Translate」機能のスイッチになると見られます。対象機種はAirPods Pro 2およびAirPods 4。本体では翻訳処理をせず、iPhone側で処理する設計で、高性能なiPhone(Apple Intelligence対応モデル)が必要とされます。
対応言語は英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語を中心に、最終的には日本語、中国語、韓国語なども含まれる見通しです。ただし、日本語は初期リリースでは未対応の可能性が高く、今後のアップデートに期待されます。
この機能は既存のFaceTime、電話、メッセージのライブ翻訳を進化させ、実際の対面会話に対応させるもの。技術としてはGoogle Pixel BudsやSamsung Galaxy Budsの先行事例がありますが、AirPodsの普及力とAppleエコシステムとの連携により、一気に“イヤホンでのリアルタイム通訳”が一般化する可能性があります。Apple Intelligence非対応の端末や旧モデルのAirPodsでは利用できない可能性もあるため、発表内容には注目です。



