リーク画像によると、次期iPhone 17 Airに搭載されるとされるバッテリーパックは、厚さわずか2.49 mmと、同時期に登場するiPhone 17 Proの半分程度の薄さです。これは、iPhone史上最薄の本体構造（約5.5 mm）の実現における設計的な妥協とされます。
容量は2,800〜2,900mAhと見られ、iPhone 16シリーズ（16：3,561mAh、16 Pro：3,582mAh、16 Plus：4,674mAh）に比べ大幅に少ない水準です。こうした容量の減少は、薄型設計による必然的なものとされています。
ただしAppleは、iOS 26の「Adaptive Power」モード（AI制御による動的電力効率化機能）や、高密度シリコンカーボン電池、A19チップ搭載による低消費電力化などで、ユーザーの約60〜70％が1日持たせられると見込んでいます。また、オプションとしてバッテリーケースも提供される予定です。
このモデルは、iPhone 17シリーズ（iPhone 17／Pro／Pro Maxとともに）として9月上旬に発表される可能性が高く、Air＝超軽量・超薄型モデルという新たなカテゴリを築くものと期待されています。
歴代iPhoneのバッテリー容量（代表モデル）
以下は、Appleが公式には公表しない各モデルの電池容量（mAh）の一覧です（2007年〜iPhone 16シリーズまで）：
- 初代〜iPhone 5シリーズ：約1,150〜1,560mAh
- iPhone 6〜6 Plus：6（1,810mAh）・6 Plus（2,915mAh）
- 6s／6s Plus：約1,715／2,750mAh
- iPhone 7／7 Plus：1,960／2,900mAh
- iPhone 8／8 Plus：1,821／2,691mAh
- iPhone X／XS／XR：2,716／2,658／2,942mAh
- iPhone 11シリーズ：11（3,110mAh）／11 Pro（3,046mAh）／11 Pro Max（3,969mAh）
- iPhone 12シリーズ：12／12 Pro（共に2,815mAh）／12 mini（2,227mAh）／12 Pro Max（3,687mAh）
- iPhone 13シリーズ：13（3,227mAh）／13 mini（2,406mAh）／13 Pro（3,095mAh）／13 Pro Max（4,352mAh）
- iPhone 14シリーズ：14（3,279mAh）／14 Plus（4,325mAh）／14 Pro（3,200mAh）／14 Pro Max（4,323mAh）
- iPhone 15シリーズ：15（3,349mAh）／15 Plus（4,383mAh）／15 Pro（3,274mAh）／15 Pro Max（4,422mAh）
- iPhone 16シリーズ：16（3,561mAh）／16 Plus（4,674mAh）／16 Pro（3,582mAh）／16 Pro Max（4,685mAh）／16 e（4,005mAh）
年々、特にPlus系やPro Max系では容量の大幅増加が見られますが、iPhone 17 Airは例外的に3,000mAh以下へと大きく後退しています。
