荒木飛呂彦（あらき ひろひこ）プロフィール
荒木飛呂彦（あらき ひろひこ、本名：荒木利之）は、1960年6月7日、宮城県仙台市出身の漫画家で、『ジョジョの奇妙な冒険』の生みの親です。1980年に「武装ポーカー」で「週刊少年ジャンプ」（当時）からデビューし、1987年には「ジョジョ」シリーズを連載開始。シリーズは現在も続き、累計発行部数は1億2000万部以上にのぼります。
その作風は、古典西洋美術やファッション、音楽、ホラー要素を融合した独特の世界観を構築し、「荒木調」と呼ばれるスタイリッシュな絵柄と構成力で知られます。
人物像としては、冷静沈着で理知的な性格と裏腹に「やるときはやる」チャーミングな一面があり、ファンや周囲からは気さくで「良い意味でチャラい」と評されることもあります。
また、ジムや水泳で体調管理を怠らず、年齢を感じさせない若々しい姿を保つ“筋金入りの健康派”として知られ、その姿勢はまるで石仮面の力を得た吸血鬼のようだと冗談交じりに語られるほどです。さらに、国立新美術館やルーヴル美術館で個展を開催したことでも注目され、日本の漫画家として稀有なアート界への進出を果たしています。
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