iPadで“協働型学び”を実現 都内唯一のApple認定公立小学校の挑戦

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ゴリミーさんの記事「iPadを授業に本格導入した公立小学校、実際どう?都内唯一のApple認定校の”リアル”を見てきた」がとても興味深かったので、備忘録の意味も込めて要点をササっとまとめておきます。詳細は以下のリンクからどうぞ(*^ー゚)b!!


東京都世田谷区立駒繋小学校は、iPadを一人一台導入し、本格的なICT教育を4年間続けてきた結果、都内で唯一「Apple Distinguished School(ADS)」に認定された公立小です。論理的思考だけでなく、協働作業や表現力まで育成する授業の様子は「先生が教える→子どもが聞く」という従来のスタイルとは一線を画しています。

たとえば、6年生の国語では方言紹介動画のプロット作成から撮影・編集まで児童主体で行い、社会では「武将新聞」を班で制作。リアルタイムに共有・レビューし合うことで、理解の深まりとコミュニケーション力を育んでいます。算数の「対称レポート」では、得意不得意を問わずそれぞれのスキルを活かす役割分担を通じて、すべての児童が学びの主役となれる工夫もなされています。

この学校が重視するのは「協働的な学び」。ICTは単なる道具ではなく、児童一人ひとりに役割と発信の機会を与えるアイテムとして活用されています。休み時間の過ごし方を調べて棒グラフで発表するなど、教科横断で課題解決力や共創力を育む実践が根付いているのです。

Appleの認定校というと私立のイメージがありましたが、公立小である駒繋小の取り組みは、ICT教育の理想形を示すモデルケースと言えそうです。これからの公教育におけるiPad活用の方向性が垣間見える、注目すべき実践だと感じました。


「Apple Distinguished School」とは?

Apple社が招待制で認定するプログラムで、世界37か国・889校以上が該当。1人1台iPad/Mac導入、教職員のApple製品習熟、継続的なイノベーション推進、成果の可視化などを条件とし、3年間の認定期間中は専門家との交流や限定情報、認定証・ロゴ利用権などが与えられます。

駒繋小は、GIGAスクール構想に先がけた実践で「全員が学びの主役になる授業」を形にし、Appleから高く評価されています。


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