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『F1 / エフワン』が切り開く、アップル映画の新章 — 初週末1.44億ドルで歴代最高へ

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Apple Original Filmsとワーナー・ブラザースが共同制作した映画『F1:The Movie』(監督ジョセフ・コシンスキー、主演ブラッド・ピット)が、2025年6月27日の公開から全世界で初週末興収「1.44億ドル」を突破し、アップル製劇場作品として過去最高のスタートを記録しました。

北米では5500万ドル、海外では8800万ドルを獲得し、IMAX上映が全体売上の約19〜55%を占めるなど、高音質・高画質の映像が観客を魅了しました 。公開後の累計興収は約3.0億ドルに達し、アップル映画初の本格的ヒットとなっています 。

映画では、熟練ドライバーのソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)とルーキーのジョシュア・ピアース(ダムソン・イードリス)が、APXGPチームの存続を懸けて戦う姿が描かれ、リアルなレーシングシーンの迫力が支持されました。また、7回F1チャンピオンのルイス・ハミルトンがエグゼクティブプロデューサーとして制作に参加しており、続編の検討も「焦らず冷静に考えるべき」と語っています。

さらに監督は、90年代の名作『デイズ・オブ・サンダー』(トム・クルーズ主演)とのクロスオーバー構想にも言及しており、トム・クルーズ自身もプレミアに出席、次作への期待感に火をつけました 。

この成功はアップルにとって、新たな戦略転換を示すものであり、ハリウッドの夏興行に堂々と殴り込みをかけた形となりました。今後の続編やシリーズ展開にも注目が集まります。

映画『F1®/エフワン』ぶっちぎれ予告60秒(吹替版)|2025年6月27日(金)公開!

アップルの劇場作品リスト(主なタイトル抜粋)

以下は、アップルが劇場公開した/劇場同時公開した代表作の一覧です(劇場配給あり、Apple TV+と重複あり)。

  • Killers of the Flower Moon(2023年/スコセッシ監督)
  • Napoleon(2023年/リドリー・スコット監督)
  • Argylle(2024年/マシュー・ヴォーン監督)
  • Fly Me to the Moon(2024年)
  • The Instigators(2024年)
  • Wolfs(2024年)
  • Blitz(2024年)
  • F1: The Movie(2025年)
  • Echo Valley(2025年)
  • Bono: Stories of Surrender(2025年)
  • Fountain of Youth(2025年)

これらの多くは、アップルが劇場配給スタジオと協業し、ハリウッド大作として市場に投入してきました。中には多額の制作・宣伝費を投じても興収が伸び悩んだ作品もありますが、『F1』の成功でアップル映画戦略は大きく転機を迎えたと言えるでしょう

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