Appleは6月9日開催のWWDC 2025で、AirPodsに5つの革新的新機能を追加する計画を進めています。
- 「寝落ちで再生停止」機能
Apple Watchとの連携により、ユーザーが寝たと判断されると音楽や動画の再生を自動で停止。バッテリー消費や耳への負担を軽減します。 - ステムタップで「カメラシャッター操作」
AirPodsのステムをタップするだけで、iPhone/iPadのカメラを遠隔シャッター操作できるように。セルフィーや集合撮影のハードルがぐっと下がります。 - ヘッドジェスチャーの拡張
「会話認識」(Conversation Awareness)に対応し、頭を上下左右に動かすだけで通知受信・拒否や音量箇所での操作が可能になります。 - スタジオ品質マイクモード
新たに追加される “Studio-quality Mic” は、周囲の雑音を抑えつつクリアな音声収録や通話を実現。クリエイターや音声通話ユーザーにとって画期的な改善です。 - 共有iPadとのペアリング簡素化
学生や家族が共用するiPadとの接続がよりスムーズに。学習や共同作業の効率アップが狙いと見られます。
これらの機能はWWDC 2025の基調講演で正式発表される見込みです。未発表のため仕様変更の可能性もありますが、「“寝落ち”で自動停止」「ステムでカメラ操作」などの便利さが特にユーザーの注目を集めています。
AirPodsの歴史まとめ
- 開発裏話(2011年頃):Appleはコードのないワイヤレスイヤホン構想に着手。
- 第1世代(2016年9月発表/12月発売):完全ワイヤレス化の象徴として登場。H1チップ搭載、Siri対応、着脱による自動停止機能などが話題に。
- 第2世代(2019年3月):H1チップで接続安定性向上、ケースのQiワイヤレス充電対応強化。
- AirPods Pro(初代:2019年10月):ノイズキャンセリング、アクティブトランスペアレンシー、インイヤー検出など先進機能搭載。
- AirPods Max(2020年12月):オーバーイヤーヘッドフォン型。高音質とノイズキャンセリング重視。
- 第3世代(2021年10月):空間オーディオ、長時間再生、IPX4防滴などを追加。
- AirPods Pro 2(2022年9月):H2チップ搭載、ノイキャン強化、USB-Cケース登場、Find My対応。
- AirPods 4 / Pro 2 USB‑C版(2024年9月):USB‑C充電ケース導入、さらなる性能向上。