ソニーは、2025年6月上旬に最新フラッグシップスマートフォン「Xperia 1 VII」を発売予定です。このモデルは、カメラ、音質、ディスプレイの各分野でソニーの最先端技術を結集し、AI機能「Xperia Intelligence」を搭載しています。
カメラ：αシリーズ譲りのAI機能で撮影体験が進化
「Xperia 1 VII」では、超広角レンズのセンサーが従来の約2.1倍となる1/1.56インチ、4800万画素のセンサーを搭載し、暗所でも高感度な撮影が可能となりました。
また、新たに搭載された「AIカメラワーク」機能により、被写体を自動で追尾し、常に画面の中央に捉え続けることができます。 さらに、「オートフレーミング」機能では、引きと寄りの映像を同時に記録し、プロのような映像表現が可能です。
音質：Walkmanの技術をスマホに融合
音響面では、ソニーの高音質技術を活用し、有線ヘッドホン使用時にはウォークマンの部品を採用し、低ノイズで繊細な音のディテールを表現します。 さらに、AI技術「DSEE Ultimate」により、圧縮音源を高精度にアップスケーリングし、ハイレゾに迫る高音質を実現しています。
ディスプレイ：BRAVIAの映像美をスマホで再現
ディスプレイには、ソニーのテレビ「BRAVIA」の技術を応用し、AIによる画質調整とエンジニアによる微調整を行うことで、高い再現性を実現しています。 また、前面と背面に配置された光センサーにより、周囲の明るさを正確に検出し、輝度や色温度を自動調整します。
その他の特徴
- プロセッサー：Snapdragon 8 Elite
- メモリ：12GB RAM
- ストレージ：256GB（最大2TBまでのmicroSDカードに対応）
- バッテリー容量：5,000mAh
- 防水・防塵性能：IP65/IP68
- ワイヤレス充電対応
- OSアップデート：4年間、セキュリティパッチ：6年間
Xperiaシリーズとは？
「Xperia」は、ソニーが展開するスマートフォンシリーズで、2008年に初代モデルが登場しました。高品質なカメラ機能や音響技術、ディスプレイ性能に加え、独自のデザイン性が特徴です。特に、ソニーの他の製品群（αシリーズのカメラ、BRAVIAのディスプレイ、Walkmanの音響技術）との連携や技術の融合により、他社のスマートフォンとは一線を画す存在となっています。
「Xperia 1」シリーズは、その中でもフラッグシップモデルとして位置付けられ、最新の技術や機能がいち早く搭載されることで知られています。今回の「Xperia 1 VII」も、その伝統を受け継ぎつつ、さらに進化を遂げたモデルとなっています。
