黒澤明監督、三船敏郎主演の「天国と地獄（英語名：High and Low）」（1963年）
『天国と地獄』（1963年）は、黒澤明監督、三船敏郎主演の社会派サスペンス映画です。製靴会社の重役・権藤（金井）は、自宅から子どもが誘拐されたと知らされますが、実は誘拐されたのは彼の息子ではなく運転手の子どもでした。犯人は身代金を要求し、権藤は苦悩の末に支払いを決断します。事件は次第に“天国”のような富裕層と“地獄”のような貧困層の対比を浮き彫りにし、社会の闇を鋭く描き出します。
Apple TV+の新作映画としてスパイク・リー監督が現代風に解釈した「Highest 2 Lowest」の予告編を公開しましています。デンゼル・ワシントン主演の、クライム・スリラー作品で、アメリカでは8月に劇場公開、9月にApple TV+で配信されルトのこと。
スパイク・リー監督といえば、「マルコムX」「ドゥ・ザ・ライト・シング」「モ’・ベター・ブルース」などの作品で知られていますね。
主演のデンゼル・ワシントンはアメリカを代表する名優、スパイク・リー監督と「マルコムX」や「モ’・ベター・ブルース」などでタッグを組んだほか、「トレーニング デイ」でアカデミー賞受賞している。
Apple TVの公式YouTubeチャンネルで公開された「Highest 2 Lowest」の説明には、以下のように記されています。
「業界一番の耳の持ち主」として知られる大物音楽プロデューサー（デンゼル・ワシントン）が、身代金要求の陰謀に狙われ、生死を賭けたモラルのジレンマに陥る。デンゼル・ワシントンとスパイク・リーのコンビが、偉大な映画監督、黒澤明の犯罪スリラー「天国と地獄」を、現代のニューヨークの凶暴なストリートを舞台に再解釈し、5度目の再共演を果たした。
